良い眠りのための身体と
心の整え方
テーマに、具体的には
「赤ちゃんとの
接し方・低月齢の赤ちゃんに
接する際に意識してほしいこと」
について学びましょう。
低月齢(0~3ヶ月)の赤ちゃんの
睡眠を整える2つのポイント
01 体内時計を整える
胎児期や生後3か月未満の赤ちゃんは、昼夜の区別がしっかり付いていないと言われています。
でも、生まれたら大人や家族と同じように昼夜の区別をつけて、
夜はあるべき時間に眠ってもらわないと、一緒に生活する家族としては大変ですよね。
そのために新生児の頃から意識すると良いことは「光をコントロールして体内時計を整えること」です。
光のコントロールで
体内時計を整える
産後間もない頃はママも大変なので、起きている時間は明るいお部屋で過ごす、
夜寝る時は暗いお部屋で寝る、ということを意識するだけでも大丈夫です。
余裕が出てきたら意識する範囲を広げ、無理なく続けて習慣にしていただくことで、
赤ちゃんは朝は決まった時間に目が覚め、夜も決まった時間に眠くなるようになります。
そうすると一日のリズムが作りやすくなり、お腹がすいた、眠いなど、
赤ちゃんの要求も理解しやすくなるため、ギャン泣きを回避しやすくなるというメリットもあります。
02 胎内にいた時と
同じような状況を作り
安心感を与えてあげる
生まれたばかりの赤ちゃんは胎内からの急激な環境変化に不安を感じて泣いてしまう場合があります。
そんなぐずっている赤ちゃんを泣き止ませる時やぐっすり眠ってほしい時に効果的な
赤ちゃんの安心感につながる働きかけを2つ紹介します。
安心感につながる
2つの働きかけ
赤ちゃんの身体を
包み込んであげる
赤ちゃんは生まれるまでずっと子宮壁で包まれているため、包まれている感覚があるとママのお腹の中にいるような安心感が得られ、良く眠れます。特に低月齢児は大きな音や、自分の手足のびくつきによって目が覚めてしまうモロー反射が起こりやすいためおくるみやスワドルでキュッと巻いてあげることをお勧めします。
おくるみ・スワドル
赤ちゃんに安心感を与え、よく眠れるおくるみ。抱っこがラクラクなマット入りのものもあります。
寝ている間は
胎内音(ホワイトノイズ)を流す
大人は静かな環境で寝ると落ち着きますが、生まれたばかりの赤ちゃんにとって、静けさは不安につながる場合があります。それは、赤ちゃんがお腹の中にいた何か月もの間、24時間ずっと掃除機の音より大きな音を聞きながら活動や睡眠をとっていたからです。そのため、生まれた直後からなるべく胎内で聞いていた音と似た「ザー」「ゴー」「シーっ」というような低めの音をシャワー程度の大きさ(50〜60db)で流してあげることで、ママのお腹の中にいるような安心感が得られ、ピタッと泣き止んだり、気持ちよく眠りにつけるようになると言われています。
もっと詳しく学ぶ
#ディモワのセルフねんね