息子夫婦への出産祝いは、育児に必要な現金や、上質なベビー用品のプレゼントが喜ばれます。この記事では、息子夫婦に出産祝いを贈りたい家族に向けて、息子夫婦の出産祝いの相場について解説します。娘夫婦との相場の違いや、出産祝いの贈り方も解説しているので、参考にしてください。
1.息子夫婦への出産祝いの相場
息子夫婦への出産祝いは3〜10万円ですが、家庭の事情がある場合はこの限りではありません。ここでは、出産祝いの相場について解説します。
相場は3〜10万円
親が子どもに贈る出産祝いの相場は、3〜10万円です。孫が産まれた喜びと、赤ちゃんとの新生活を始める子どもたちに向けた応援の気持ちが込められているため、友人・親族に贈るよりも高額になる傾向があります。
ただし金銭的に余裕がないといった家庭の事情がある場合は、相場よりも金額を抑えても問題ありません。高額な出産祝いを贈ると、かえって受け取る息子夫婦が心配するため、無理のない範囲で贈りましょう。
現金で渡す場合は10万円前後
現金で渡す場合は、10万円前後が相場です。予算が10万円よりも少ない場合は、現金とプレゼントの組み合わせがおすすめです。現金ではなく、プレゼントのみを贈る方法もあります。
2.娘夫婦への出産祝いの相場との違い
息子夫婦と娘夫婦は、出産祝いの相場が異なります。習わしとともに、娘夫婦への出産祝いの相場を解説します。
やや控えめにするのが習わし
日本には出産祝いの金額の差を出すことで、内孫を持つ祖父母をたてる文化があるためです。内孫とは、自分の家系の名字を継ぐ孫、外孫とは嫁にいった娘の孫のことを指します。
たとえば夫側の実家の出産祝いが10万円なら、妻側の実家は8万円を贈ります。妻側の実家として、外孫に出産祝いを贈る場合は、金額をはずみ過ぎないように注意しなければなりません。
両家で相談すると安心
両家からもらう出産祝いの金額の差が大きいと、子ども側が不満を感じたり、自分の実家から受け取った金額が少なかったことに引け目を感じたりすることがあります。そのため予算は、両家の両親であらかじめ相談して金額の調整をする方が安心です。およその目安だけでも確認できれば、贈る金額に迷わずにすみます。
3.息子夫婦への出産祝いを贈る時期
出産祝いを贈る時期は生後1か月までに贈るのが一般的ですが、希望の時期を指定されれば柔軟に対応しましょう。出産祝いを贈る時期について解説します。
生後7日〜1か月を目安にする
出産祝いを贈る時期は、生後7日後の命名書を飾ってお祝いする「お七夜」から、生後1か月に健康を祈願する「お宮参り」までの2つの行事が目安にされます。ただし最近は産後1週間ほど入院するため生後7日では早すぎる可能性、お宮参りの頃には内祝いの準備をするため、生後1か月では遅い可能性があります。ベストタイミングは生後2〜3週間です。
喜んでくれるタイミングで贈る
息子夫婦から「早めに贈ってほしい」「生後1か月を過ぎてから贈ってほしい」などと希望の時期を指定されれば、喜んでくれるタイミングで贈るのもおすすめです。生後1か月ほどは産後の体調回復に大切な時期にあたります。従来のマナーを重視して生後1か月のタイミングにこだわるよりも、母子の健康を第一に判断しましょう。
遅くなったときは誕生日祝いにする
生後1か月を過ぎてから出産祝いを贈ると、内祝いを買い足す手間を息子夫婦にかけてしまうため注意しなければなりません。生後半年までに出産祝いを贈る場合は、お祝いの言葉とともに「遅くなってごめんね」と一言お詫びの言葉を添えて渡します。生後半年以上遅れた場合は、1歳の誕生日まで待ち、誕生日祝いとして贈りましょう。
4.息子夫婦に喜ばれる出産祝いとは
息子夫婦に喜ばれる出産祝いは、育児に必要なものを購入するための現金、または高品質なベビー用品です。
現金
育児には必要なものが多くあり、出費がかさみます。自分たちの好きなものを購入でき、新生活の足しになるため、現金を包むと喜ばれます。贈る際は注意点があり、「死」を連想する4万円と、「苦」を連想する9万円は避けなければなりません。好きな商品や使い方を選べるという観点から、商品券やギフト券を選ぶ人もいます。
高品質なベビー用品
高品質なベビー用品を贈る人もいます。ベビーベッド、ベビーカーといった日常使いできるものから、お宮参りのドレス、お食い初めの食器などの行事に使うものを贈るケースもあります。高額で大型のものを贈る場合は、事前に息子夫婦に確認しましょう。現金とベビー用品の両方を贈る人もいます。
5.出産祝いの贈り方
出産祝いの贈り方にもマナーがあります。現金とプレゼントを贈る場合について、それぞれの贈り方を解説します。
現金を渡す場合
現金を手渡しする場合は、お祝い金はご祝儀袋に入れ、ふくさに包み持参します。渡す際は、ふくさからご祝儀袋を出し、相手に文字が見える向きで渡しましょう。現金は新しい門出を祝う意味を込めて、新札を用意します。体調やリスクを考慮して、配送を選ぶことも可能です。郵送する場合は、ご祝儀袋を現金書留で送ります。
プレゼントを贈る場合
出産祝いのプレゼントには、のし紙をかけます。出産は何度あっても嬉しい縁起のよいことになるため、蝶結びののしを選びましょう。表書きは、「御出産」「出産祝」「御出産祝い」と書き、下半分には贈り主のフルネームを記載します。渡す際は、袋や風呂敷からプレゼントを取り出して手渡します。
6.出産祝いで気をつけたいポイント
出産祝いは2人目以降の金額と、贈るタイミングのタブーに注意しなければなりません。気をつけたいポイントを解説します。
2人目以降も同額にする
出産祝いは1人目と差がつかないように、2人目、3人目以降の赤ちゃんも同額にするのがマナーです。何人目に産まれたからといって、出産祝いの相場に差はありません。兄弟によって金額は変えず、1人目と同じ金額を用意しましょう。
お祝いの連絡や、出産祝いの贈り方も同じ方法をとり、1人目と差をつけないような配慮が必要です。
産前に出産祝いは贈らない
出産祝いを産前に贈ることはタブーとされます。「出産後すぐに使ってほしい」「出産後は忙しいだろう」という理由であっても、産前に贈るのは控えます。妊娠経過が順調であっても、出産は何があるかわからないためです。赤ちゃんが無事に産まれ、母子ともに健康であることを確認してから、贈りましょう。
7.息子夫婦への出産祝いにおすすめのプレゼント3選
息子夫婦への出産祝いにおすすめのプレゼントとして、10moisで人気の出産祝いを紹介します。
2wayドレス&靴下
ギフトセット
2wayドレスと靴下のセットです。ファーストシューズやはじめての洋服、お気に入りのおもちゃなどを入れる収納箱に入れてお届け。収納箱は臍帯入れや母子手帳など、思い出の品の保管にもおすすめです。
VIEW MORE帆布ギフトBAG
お食事セット
食事マットやエプロン、ベビートイなどのセットです。子どもが少し大きくなったときの食事用に使えるグッズがセットになっています。ベビートイには名前を入れられるため、特別感のあるプレゼントとして最適です。
VIEW MORE帆布ギフトBAG
バスポンチョ
バスポンチョや全身泡せっけん、歯がためのセットです。バスポンチョにのみ、8文字までの名入れ刺繍が可能です。本商品は、華やかなラッピングでプレゼントができます。
VIEW MORE8.まとめ
息子夫婦の出産祝いの相場は、3〜10万円です。マナーはありますが、息子夫婦の希望や母子の健康を重視して、喜んでくれるものやタイミングを検討しましょう。
10moisでは、ベビー服やおくるみ、母子手帳ケースなど、赤ちゃんとママに関するアイテムを豊富に取り扱っています。好きなものを組み合わせて、ラッピングすることができるので、お相手にぴったりの出産祝いギフトをお贈りすることができます。また、スリーパーなど対象商品限定の名入れ刺しゅうサービスも承っております。