【出産準備の必需品】退院時に役立つ「おくるみ」｜選ぶ際のポイントや巻き方を解説

2023年7月18日

優しく赤ちゃんを包み、ママのおなかの中にいるような安心感を与えてくれるおくるみ。おくるみは、出産準備アイテムの一つです。退院する際や赤ちゃんを寝かしつける時に使用するので、入院バッグに入れておくと良いでしょう。
しかし、初めての出産の場合には、どんなおくるみを用意すればよいか分からないという方も多いのではないでしょうか。今回は気になる、『おくるみ』について詳しく解説していきます。
おくるみの巻き方や人気アイテムも合わせてご紹介しますので、ぜひご覧ください。

Contents

おくるみってどんなもの？
おくるみを使用するメリット
おくるみを使用する際の注意点
おくるみの種類
おくるみの巻き方
【季節別】おすすめのおくるみ３選
合わせて読みたい「ねんねトレーニングでセルフねんね」
赤ちゃんの快適な眠りのための関連商品
まとめ

1.おくるみってどんなもの？

「おくるみ」とは、赤ちゃんを包む布のこと。「アフガン」や「スワドル」と呼ばれることもあります。おくるみで包んであげると、赤ちゃんはママのおなかの中にいるみたいに安心します。赤ちゃんのやわらかい身体をおくるみで包んであげることで、抱っこもしやすくなります。

2.おくるみを使用するメリット

おくるみは退院時、授乳時や、寝かしつけなど、色々なシーンで使えるので1つ用意しておくと便利です。おくるみがあるとどんなメリットがあるのか、それぞれ見ていきましょう。

モロー反射を緩和して、快適な眠りをサポート

おくるみで包んであげると、赤ちゃんはママのおなかの中にいるみたいに安心して眠ることが出来ます。また、赤ちゃんが眠っても、途中で起きてしまう理由のひとつに「モロ一反射※」があります。おくるみでピッタリ包むとモロー反射を防いで良く眠れるので、寝かしつけにも役立ちます。

《モロー反射とは》
赤ちゃんが大きな音に驚いたり、身体を触られたりするとビックリして起こる反射の事です

抱っこしやすくなる

生まれたての赤ちゃんは首が座っておらずまだ不安定です。無理な姿勢での抱っこは、赤ちゃんにとって良くありません。おくるみで包んであげることで、赤ちゃんのやわらかい身体を固定し、抱っこもしやすくなるので、退院時にあると便利です。

体温調節をサポート

おくるみは、ねんねの時に赤ちゃんの体温を適温に保つ役割があります。冷房や冬の寒さ、外出などの気温差がある場合は、おくるみで包み込むことで体温調節をサポートしてあげましょう。赤ちゃんを優しく包み込み、すばやく汗を吸収してくれるおくるみを選びましょう。

3.おくるみを使用する際の
注意点

おくるみを使用する際、いくつか注意点があります。それぞれ解説していきますので、しっかりと確認しておくるみを使いましょう。

必ず仰向けで寝かせる

赤ちゃんが寝ている間に、横向きやうつぶせにならないように、寝かせるときは必ず仰向けで寝かせてください。また、少しでも寝返りをうてるようになったら、おくるみの使用をやめましょう。生後5か月を過ぎる頃には首が座り、寝返りを打ち始めるので、寝るときはおくるみを卒業し、スリーパーを使用するのがおすすめです。

赤ちゃんの体温上昇に気を付ける

赤ちゃんは大人よりも体温が高めです。おくるみで巻いていると、体温が上昇しやすくなりますので、服の枚数や室温を調節してあげましょう。

きつく締めすぎない

赤ちゃんの脚は、ひざが軽く曲がっている状態が自然です。脚の部分は自由に動かせるように緩めに巻いてください。脚をまっすぐに伸ばした状態できつく巻くのは避けましょう。

4.おくるみの種類

おくるみには、どんな種類があるのか見ていきます。それぞれの特長を知った上で、ご自身に合ったおくるみを選びましょう。

赤ちゃんを包みやすい
正方形のおくるみ

柔らかい肌触りで優しく赤ちゃんを包み込むおくるみ。吸水性、通気性にも優れているため、一年を通して赤ちゃんを快適な状態に保ちます。おくるみとしてだけでなく、ベビーカーの日よけカバー、ブランケットなどと、色々な使い方ができます。

フード付きのおくるみ

ベビーケットとしても使えるフード付きアフガン。タテ、ヨコ向きを気にせずお使いいただけます。大判サイズなので赤ちゃんの身体をぴったりと巻き込むことができ、はだけずに抱っこしてあげられます。掛けたり、包んだりとマルチに使える大判のアフガンは長く使えるため、便利なアイテムです。

初めての抱っこでも安心
『たまごマットおくるみ』

モンテッソーリ教育法の“環境の連続性” に基づいた抱っこのためのおくるみ。中のマットごと包むので、首がすわる前の赤ちゃんの柔らかい身体も安定して抱っこできます。
継続的に使用することで、同じ匂い、同じ柔らかさの中で赤ちゃんが安心してゆっくり眠ることができるのでママやパパにも嬉しいアイテム。クッションやマットにより振動が伝わりづらく、温度変化が少ないことから、ベビーの「背中スイッチ」が入りづらいと評判です。

たまごマットおくるみには、中わたクッション入りの「たまごマットおくるみCLOUD」とマット入りの「たまごマットおくるみsleep」の２種類があります。好みのものを選ぶと良いでしょう。

中わた入りの
たまごマットおくるみCLOUD

面テープ付きなので、しっかり身体を包む事ができ、赤ちゃんはママのお腹の中にいるような安心感を得られます。抱っこしてる間にゆるくなってしまう心配もありません。中わたには、ヘタりにくく優れた弾力性のウォシュロンわたを使用。また、頭と背の位置にキルティングを施すことで赤ちゃんの身体にフィットしやさしく包み込んでくれます。

マット入りの
たまごマットおくるみsleep

ベビー布団の敷きマットと同じ素材のマットを使用しています。手足をきゅっと包むことで、モロー反射に驚いて泣くことが軽減、赤ちゃんを快適な睡眠へ。おくるみ本体の生地は伸縮性のあるものを使用、赤ちゃんは圧迫されることなく、手足を動かせます。包まれたまま足元を開けられるので、オムツ替えも楽々。

中わた入りの
たまごマットおくるみCLOUD

マット入りの
たまごマットおくるみsleep

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5.おくるみの巻き方

おくるみには、いろいろな巻き方がありますが、基本的な巻き方を動画で解説していきます。

退院の際におすすめの巻き方

《手順》
１．赤ちゃんにフードをかぶせ、下の部分を折り三角を作ります。
２．下の布を赤ちゃんの首元まで折りカラダを覆います。
３．左側の布を右側へ、右側の布を左側へ持っていきぐるりと一周巻きます。
４．端の布を入れ込んで完成です。

ねんねの時におすすめの巻き方

《手順》
1. 端をずらして、三角形になるように折りたたみます。
2. その上に赤ちゃんを寝かせて左端を右側へ持っていき、背中に入れ込みます。
3. 下の布を右肩の下に入れ込みます。
4. 右側の布を左の背中に入れ込みます。
5. ぐるりと一周回して、端の布を入れ込んで完成です。

6.【季節別】おすすめのおくるみ3選

通年使える「スワドルバンブー」

竹を原料とするレーヨンから作られた、シルクのようにやわらかい肌ざわりのおくるみです。吸水性、通気性にも優れているため、一年を通して赤ちゃんを快適な状態に保ちます。おくるみとしてだけでなく、ベビーカーの日よけカバー、ブランケットなどと、色々な使い方ができます。

秋冬生まれにおすすめ「たまごマットおくるみマトリョーシカ」

寒い季節にピッタリの、厚手カバーのたまごマットおくるみ。フード付きで赤ちゃんの頭もあったか。クッションにより振動が伝わりづらく、温度変化が少ないことから、ベビーの「背中スイッチ」が入りづらいと評判です。

春夏生まれにおすすめ「薄手のフード付きアフガン」

なめらかさらふわ素材のアフガン。コットンテンセルの3重ガーゼ素材でおくるみを作りました。ベビーケットとしても使えます。大判サイズなので赤ちゃんの身体をぴったりと巻き込むことができ、はだけずに抱っこしてあげられます。掛けたり、包んだりとマルチに使える大判のアフガンは出産祝いにもおすすめのアイテムです。

7.合わせて読みたい「ねんねトレーニングでセルフねんね」

セルフねんねとは、赤ちゃんを「おやすみなさい」とベッドに寝かせてからパパやママの力を借りることなくひとりで眠ること。赤ちゃんが眠りにつくまで時間がかかる、夜泣きで眠れない、など寝かしつけの悩みを軽減するためにおすすめしたいのがねんねトレーニングで“セルフねんね”です。今回ご紹介した、『たまごマットおくるみ』もセルフねんねに役立つアイテムの一つです。ぜひご参考にしてみてください。

8.赤ちゃんの快適な眠りのための関連商品

スリーパー

赤ちゃんは、寝ている間とても活発に動き回るのでお布団からはみ出してしまいます。スリーパーを着ていれば、お布団からはみ出しても寝冷えから赤ちゃんを守ります。「夜中に身体が冷えて風邪をひいてしまうかも」というママの不安も解消してくれます。春夏向けの薄手のものや、成長に合わせて長く使えるものもあるので、用途に合ったものを選ぶと良いでしょう。

ガーゼケット

あたたかい時はブランケット1枚で、寒い時はお布団に重ねて使えるため、季節に合わせて調節できます。日中のお昼寝などにもあると便利なアイテムです。

ベビー布団セット

ベビー布団セットは出産準備の必需品。 10moisのベビー布団は、シンプルでお部屋に馴染むデザインが人気で、素材にもこだわっています。洗濯機で洗えて、乾きも速いベビー布団セット。骨が未発達で体温調節が苦手、１日のほとんどを寝て過ごす赤ちゃんの特徴に合わせて作られています。

ベビーベッド

ベビーベッドの一番の特長は、赤ちゃんの居場所を衛生的に確保できる点です。床や低めのベッドで寝かせると、どうしてもほこりの影響を受けやすくなります。赤ちゃんをほこりやダニから守ってあげられるという点でもベビーベッドがあると安心です。また、上の子が赤ちゃんにイタズラをしたり、ママの真似をしてお世話をしようとすることも少なくありません。思わぬ事故を防ぐためにも、ベビーベッドがあると安心でしょう。

9.まとめ

今回は、おくるみの種類や巻き方などについてご紹介しました。生まれたての赤ちゃんをやさしく包んでくれるおくるみ。産後のお子さんとの生活をイメージしながら、ご自身に合ったおくるみを選んでみてください。
10moisでは出産準備のマストアイテムやニューボーンセットなど、家族にそっと寄り添えるような出産準備アイテムを取り揃えております。
店頭やメールでもご相談を受け付けておりますので、わからないことがあればお気軽にご相談くださいませ。